会長挨拶 守川 雷太

 令和4年度、仙台YEGは20周年という一つの節目を迎えました。まずは、発足から現在に至るまで、仙台YEGの発展にご尽力いただきました全ての諸先輩方に、心より感謝申し上げます。そして令和5年度は、諸先輩方の想いを引き継ぎ、次の20年へと新たな一歩を踏み出す年となります。仙台YEGの目的である「地域商工業の発展に寄与する」ことを常に念頭に置きながら、令和元年度に策定した仙台YEGビジョン「仙台の「未来」は私たちが創る!若さ、情熱、バイタリティーで仙台の「未来」を切り開こう。」の実現に向けて、全力で取り組んで参ります。

活動方針

 YEG活動の大きな柱である「交流」と「研鑽」の内、今年度は特に「交流」に力を入れて参ります。令和元年度の冬以降、新型コロナウィルスの影響で多くの活動が制限されてきました。それにより生まれた新しい発想や仕組みも色々ありますが、それ以上に、対面で交流することの大切さをあらためて感じた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。YEGの魅力の一つは、様々な業種の方々と地域を超えて、気軽に出会い、交流するチャンスに溢れていることです。入会しても待っているだけでは何も得られません。YEG活動を通じてご自身の成長と社業発展を実現したいとお考えであれば、委員会や各事業に積極的にご参加いただき、YEG会員同士に限らず沢山の方と交流を深め、信頼できる仲間を増やしていただきたいと思います。そして、その先の仙台の商工業の発展を共に目指して参りましょう。

ビジョン

 冒頭で触れました仙台YEGビジョンですが、今年度はビジョン検討委員会を設置いたします。現在のビジョンは、仙台YEGがより魅力的な団体となり、会員メリットを向上させ、地元経済の発展に寄与するために何をするべきかを明確にしたものですが、ビジョン検討委員会が中心となり、一年かけてこのビジョンの今後の在り方等を検証いたします。そして、各委員会におきましても、5つの行動指針との関連性を意識した事業内容の検討を是非お願いいたします。仙台YEGが進むべき方向を改めて考える絶好の機会です。会員の皆様と情報共有しながら進めて参りますので、ご協力の程、何卒宜しくお願いいたします。

スローガン

 これらの活動を行う上で、会員の皆様に是非心がけていただきたいことが、令和5年度スローガン「発せよ!~わたしの意志、みんなの力~」です。委員会や事業に参加していれば、わからないことや気になること、ご自身の経験からもっとこうした方が良いといったアイデア等、様々なことが頭に浮かんでくるかと思います。そうしたご自身の意志を、遠慮せず、臆することなくどんどん声に出して発してください。入会歴や会社における役職はYEGでは関係ありません。「わかりません」でも「賛成です」でも、どんなことでも構いません。私自身もこれまでのYEG活動の中で痛感していますが、一人の力はたかが知れています。これだけ素晴らしい会員の皆様が集まった仙台YEGです。一人ひとりが自分のアイデア、想い、意志をはっきりと伝え、議論し合い、みんなの力を結集すれば、益々活気に溢れた、仙台の未来を切り開ける、そんな素晴らしい団体へと更に成長していけるはずです。意見が飛び交う活発な委員会活動を通じ、みんなの力で各事業をつくりあげ、記憶に残る一年にして参りましょう!