取組・活動内容

R6グローバル委員会

2024年12月16日 月曜日

事業報告:リベラルアーツ事業

開催日時:令和6年12月12日(水) 開催場所:仙台商工会議所 7階会議室 参加人数:84名(内ZOOM17名)


2024年12月12日、仙台商工会議所青年部グローバル委員会主催で「人文知で時代を拓く—未来のリーダーに求められるリベラルアーツの力」研修事業が開催されました。
講師には株式会社COTENの深井龍之介氏と、株式会社ボーダレスジャパンの田口一成氏をお招きし、対談形式で現代社会のリーダーに求められる視点やリベラルアーツの重要性についてお話しを聞きました。



対談では、株式会社が果たしてきた社会的役割の変化や、ビジネスパーソンが国に代わり公共性を担う時代の到来について議論が展開されました。また、教養を持つことの重要性として、多角的な視点を養うことが現代のリーダーに求められる力であり、それがなければ社会的責任を果たすことが今後難しくなると強調されました。さらに、地方から生まれる持続可能なソーシャルビジネスの可能性や、減少する労働人口を補うために女性や若者の力を活かす必要性についても語られました。



対談後の質疑応答では、参加者から地方創生や教養を深める方法に関する多くの質問が寄せられ、時間ギリギリまで活発な議論が続きました。参加者からは「視野が広がった」「自分のビジネスの意義を改めて考え直すきっかけになった」などの感想が多く寄せられ、リーダーとしての新たな気づきを得られる有意義な時間となりました。深井氏から仙台だからこそ発揮できるポテンシャルがあることの話しをもらい、仙台で活動をしている私たちにパワーをもらえるとても多くの学びと刺激がある事業となりました。
今年度スローガン「地域のため、自社のため、ポジティブなリーダーになる!」を目指していくために、今回の事業で学んだことを実践で活かしていきたいと考えています。




2024年11月9日 土曜日

フィンランド視察

開催日時:令和6年10月26日(土)~令和6年11月4日(月)

開催場所:フィンランド(ヘルシンキ、ロヴァニエミ)

参加人数:19

来たる20241026日、この度グローバル委員会の担当事業として、フィンランド視察に行ってまいりました。

ちょうど去年の今頃、渡邉会長より、世界一幸福度の高い国フィンランドで、経済、政治、働き方、ウェルビーイング、教育、福祉、デザインなど、当YEGメンバーが学べる機会を作って欲しいと命を受け託して頂きました。

始めは手探りでどこから手をつけたら良いのか、遠いフィンランドの地と接点を結ぶのにも大分苦労したのを覚えています。

しかし、そんな困った時こそ、さすがYEGだなぁと思うのですが、たくさんのメンバーから「此処ここの機関に問い合わせてみるといいよ。」「もしかしたら知り合いから繋いであげられるかもしれない。」「いいサイトを見つけたから見てみて。」など、手を差し伸べてくれるメンバーがいてくれました。そしてグローバル委員会のメンバーが毎月の委員会でアイディアを持ってきてくれ、より一団となり、楽しみながら取り組むことができました。

今年で卒業を迎えますが、最後の集大成と言える程この事業を通して、沢山の方々と交流が持て、国を超えて出会えることができました。

今年度の会長所信にもあります、自分と周りの人が最高の結果に向かって突き進むことができると信じる姿勢が大切である。それを実感することのできた準備期間と事業視察でした。

 

【視察内容について】

・在フィンランド日本国大使館へ表敬訪問

Murata Electronics Oy株式会社(村田製作所 フィンランド工場)視察

・メトロポリア応用科学大学視察

IvanaHelsinki House視察

・在フィンランド日本人商工会との意見交換

 

在フィンランド日本国大使館へ表敬訪問

Murata Electronics Oy株式会社視察

メトロポリア応用科学大学視察

IvanaHelsinki House視察
在フィンランド日本人商工会との意見交換
ロヴァニエミより

 フィンランドは人口560万人と北海道と同程度であり、面積は日本よりやや小さいが、一人当たりの名目GDPは、日本よりも高くなっています。実際に働かれている方から日本とフィンランドの働き方や考えの違いなどをより近くでお聞きすることができました。

2月は全会員に向けての報告会も予定しております。フィンランド料理やお菓子、お土産を用意し、今回の視察で学んだ現地の生の声を視察参加メンバーと共に、皆様にお届けできるような設えを準備して参りますので、是非ご参加の程お待ちしております。